コールタールのこと

コールタールのこと

昔の電柱や屋根の防腐剤にコールタール(コークスを製造する時にコークス炉で石炭を乾留して得られる副生成物の1つ)を使っていましたね。

アスファルトや木材防腐剤と言った方が分かりやすいかも。

それ以外にもコールタールは、合成香料として食品、化粧品、芳香剤の原料。
ナフタリン、ベンゼンなどの防腐剤。
クレゾールなどの消毒液。

例えば、口紅やリップグロスのほとんどがタール色素。

うがい薬は、当初、コールタールを原料にしていたため「タール色素」とも呼ばれる。
今は合成着色料の黄色5号、青色1号が使われ 天然由来の着色料に比べ、少量で強力に均一に着色する効果がある。毒性と発がん性の指摘あり。

この合成着色料は、ヨーロッパ諸国では使用が禁止されているという。日本でも使用制限があり、食品への添加量は、100gにつき、飲料水2~5mg、シロップ5~10mg、ゼリー5mg、冷菓3mg程度。ただしカステラ、きなこ、魚肉漬物、鯨肉漬物、こんぶ類、しょう油、食肉、食肉漬物、スポンジケーキ、鮮魚介類(鯨肉を含む)、茶、のり類、マーマレード、豆類、みそ、めん類(ワンタンを含む)、野菜およびわかめ類には使用してはならない(「食品添加物危険度事典」より)。つまり日本でも多量の摂取で害があること自体は認められている。


今や着色は、石油製品を原料に化学合成して作られる時代。

JIYUTEIのオーガニックグラノーラは、無添加、無着色です。

JIYUTEI入り口の生け花も天然色ですよ。
(本日のお花は、風船唐綿、破れ傘、鶏頭、小菊、浜茄子を使っています)

コールタールのこと



本日もご来店頂きましてありがとうございました。

JIYUTEI 店主

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