塩と点滴 のこと

1988年、米のノースウエスタン医科大学のスタムラー医師が、食塩摂取量と血圧の関係について厳密な調査を行った結果、「食塩摂取量と高血圧発症率との関係はないか、あっても弱い」という結論に達しています。


しかし、どういう理由か完全無視です。



医学博士 田中 佳 先生によると、医学生の教科書「標準生理学」(医学書院)には、『血液中のナトリウムが減ると、腎臓から血圧を上げるホルモンが分泌される。』とあるそうです。



何故に教科書の内容を忘れてしまったドクター達が減塩減塩と唱えるのでしょうか・・・・・・・



補液剤として大量出血、下痢、嘔吐などによる脱水状態などの際に注射されるリンゲル液というものをご存知でしょうか?


効能として、「循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正」との記載がありますが、500 ml中に塩化ナトリウム(NaCl)4.3g 、塩化カリウム(KCl)0.15g 、塩化カルシウム水和物(CaCl2・2H2O)0.165g を含有しています。〈処方箋医薬品注意書より〉



つまり、この点滴500㎖には塩化ナトリウムが4.3g入っています。

入院すれば通常1日に2〜4本打つそうで、8.6〜17.2gの塩化ナトリウムが血液に直接入ります。


日本では現在、塩分摂取量は18歳以上女性で1日7.0g未満、男性では8.0g未満とされています。


どうしたことか使用上の注意には、「高血圧の方はご遠慮ください。」の文言は一文字もありません。




塩と点滴   のこと


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だからJIYUTEIのオーガニックグラノーラは、安心して召しあがれるのです。

健康は、自分で判断し選ぶ時代だとJIYUTEIは考えます。
本日も ご来店くださいまして ありがとうございました。
明日は定休日の為にお休みさせて頂きます。



オマケ
リンゲル液の発見は、イギリスの生理学者・医師のシドニー・リンガーですが、弟は長崎で貿易業やホテル経営で成功し、太平洋戦争開戦まで長崎のグラバー園内に住んでいました。長崎ちゃんぽんのチェーン店「Ringer Hutリンガーハット」はこのリンガーの名前をとっているようですよ



JIYUTEI 店主

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